12のブレインルールから考えるバイリンガルキッズの育て方3
12のブレインルールから考えるバイリンガルキッズの育て方3
今日、紹介するのはブレインルール5と6の「記憶」です。
短期記憶のための「繰り返して覚える」
長期記憶のための「覚えてなお繰り返す」
というこの2つの記憶の原則をしっかり覚えてください。
iTunes Universityで紹介されている動画では、教育現場で実際に実験をした例を挙げています。
このメソッドを実際に応用した学校のインタビューによると、
通常の授業と「繰り返すため」の授業を分けたと言います。
そしてまた授業の中でも、「これはどうして?」「何故こうなるの?」と言った深い部分をしっかり考えさせるようにしたと言います。
それによって、40%近い生徒の成績が上昇したそうです。
ここから言えることは、記憶されるかどうかは、
頻度と深さで決まります。
頻度×深さ=記憶
つまり、頻度を重ねるか、その覚えるべきことを深く理解しているかが重要になるわけですが、これって結局どういうことなのでしょう。
つまり、脳は、「この情報が自分にとって有益かどうか」を判断基準に、
記憶するかどうかを決めているのです。
毎日、数多くの物事を見ているにも関わらず(通りすがりの車や、食べようとしたけど食べなかった食べ物、テレビに出てくる俳優の名前等)
どれも次の日になれば忘れています。
これは、私たちが安全に暮らしていくために非常に重要な脳の機能の1つなのです。
では、これをどういう風に英語学習に活かしていくか?
ということは次の記事で紹介します。
単語の暗記
フレーズの暗記
など、覚えるべきことはたくさんあります。
つまりこれらの深さと頻度をあげるようなことを行えばいいのです。
次回をお楽しみに。